クリーニングとホワイトニング

上下でこんなに色が違います
上下でこんなに色が違います

白い歯が市民権を得た現在、当院でも歯を白くしたいという問い合わせを頻繁に受けるようになりました。

そこでよく混同されるのが歯の「クリーニング」と「ホワイトニング」です。

簡単に区別すれば「クリーニング」はいわゆる歯のお掃除のことで、原則的に保険の治療の範囲内で出来ます。一方「ホワイトニング」はいわゆる歯の漂白のことで、保険外の治療となります。

 

クリーニング

 
むし歯や歯周病等の原因となる、歯の表面についている汚れを取り除く作業のことを「クリーニング」といい、PMTCともいいます。

PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaningの略で、歯科医師、歯科衛生士が専用の器械とフッ素入り研磨ジェルを使って行う歯面清掃のことです。

PMTCを行うことにより磨かれた歯面には、プラークがつきにくくなります。
タバコのヤニや茶渋などの黒い着色や、歯槽膿漏、口臭が気になる方にお勧めです。

汚れが歯の表面に限られる場合は、この作業だけで十分に歯が白くなりますが、歯の表面についている汚れのみを取り除く処置ですので、元々の歯以上の白さを得られる訳ではありません。


ホワイトニング


歯そのものの色を白くする作業を「ホワイトニング」といいます。
また、同じ意味で「漂白」とも「ブリーチング」とも呼ばれています。

ホワイトニングには、ご自宅でやるものと歯科医院で行うものがあります。
歯のホワイトニングは、過酸化水素を使って、歯に染み込んだ有機性の着色成分を分解するというのが基本原理です。


<ホームホワイトニング>

ホームホワイトニングとは、過酸化尿素という薬をマウスピース状のトレー(カスタムトレー)に入れて、定められた時間、歯に装着するホワイトニング法です。
歯科医院で自分の歯に合ったトレーを製作し、連続して2週間程度、自分でトレーに薬を入れて装着するだけの、簡単な方法です。

 

<オフィスホワイトニング>

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で、変色している歯に一本ずつ薬品を塗布し漂白を行う方法です。
歯の神経の有無により、方法が異なります。

 

・神経が有る歯(生活歯)の場合
過酸化水素を30~35%含む薬剤を歯の表面に塗り、レーザーや光を当てることで薬を活性化し漂白します。

 

・神経が無い歯(失活歯)の場合
神経を取った歯は、長い時間が経つと黒く変色することがあります。それを漂白する方法を「ウォーキングブリーチ」といいます。
30~35%過酸化水素水と過ホウ酸ナトリウムを混ぜてたものを歯の裏側から入れます。通常3,4回程度行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 








 


概要 | プライバシーポリシー | Cookie ポリシー | サイトマップ
© ほんま歯科医院 Photo Craft Sylpheed